2017.12.07 01:29cafe & bar夕暮れ、早目に終えた仕事帰りに、ちょっと寄る海辺のcafe。夕暮れが綺麗で、そのまま宵のbarに移る。空をただ見つめるだけなのに、違う世界に来たみたいになる。あまり遅くまではいない。一杯だけ飲んで、さっと帰る。贅沢な時間と空間。生まれて良かった、なんて思える。明日はまたいつもの暮らしが始まるが、今日の終わりはどこか遠くへ導かれて、そのまま夢見ごごちで家に帰る...
2017.11.06 15:48水平線が見える久しぶりに、大好きな横須賀美術館にやってきた。tupera tuperaの絵本展、面白かったな。秋晴れの穏やかな日、屋上からの風景は思っていた通りの一面の水平線。この直線の風景が見たくて見たくて、ずっと恋しかった。やっと会えた。本当は独りでのんびりしたいのだけれど、この海と山に囲まれた自然に触れさせたい為、それに、パンダ銭湯に入りたい、と言う長女の為、子供二...
2017.10.27 10:02空白不意に空白の時間が訪れる。記憶喪失ではなく、ほんのすこしだけ、それも、ここ数十年とない感覚。仕事をしていた時、学生だった時は、こんな時間が割とあったが、子供が生まれ育てて15年、こんな空白な時間は久しぶりだった。何もない駅とその周辺。区役所の地下にある図書館で数時間を過ごし、宗教、建築、数学、など、気になる本を手にとった。一番気になっていた最新の本は、予約待...
2017.10.20 04:18洗濯 最短 ドラム式を購入して早三年。今ではすっかり、雨の心配もなく、生乾きの手間もなく、部屋に乾かない洋服が干しっぱなしもなく、一度で乾く幸せを感じている。洗濯は、①洗い↓②干し↓③畳み↓④仕舞の4段階。これでもかなり楽なのかも知れないが、今は外に干さないので、①洗い→③畳みになる。③の畳みから④の仕舞も、ドラム式の前にチェストがあるので、ドラムから取り出し、すぐ仕舞...
2017.10.19 09:08瞑色Twitterで、夕闇迫る時間帯の空の色を、瞑色という、と言うのを見かけた。今日こそは、と、朝は思いながらずっと自分を奮い立たせてきたが、やはり夕刻近くになり、挫ける。あぁ、今日ももう終わった、と。諦めか、投げやりになる心境だ。夕暮れは強い陰の力に引きずり込まれる。かくれんぼ、をしていて、見つけてもらえないまま日が暮れて行くあの切なさに加え、何か得体の知れな...
2017.10.12 10:11三歳 散歩三男、三歳は散歩が好きだ。犬の散歩ではない。一応、近所や公園だけでなく、公共の乗り物を使ったり、買い物をしたり、特別な事は何もしないが、三歳はとても楽しみにしていることがある。はじめに、近くのコンビニに立ち寄る。カウンターに、ガチャガチャで10円を入れると、ガムが一つ出てくるおもちゃがある。このガチャガチャで、「今日は何色かな〜」と、ワクワクしながら回す。彼...
2017.10.11 14:25どこかに 帰りたい高校生の時、「ぼくの地球を守って」、という漫画が流行って、友達に勧められて読んだら面白かった。友達は、萩尾望都も、聖闘士星矢も好きで、いろいろ勧められてよんだが、記憶に残ってるのは、この、「ぼく球」だけだ。主人公の小林輪が、いつも帰りたいと望んだ場所がとても印象的で、孤独に苛まれ、悲しみに暮れ、精神が崩壊するまでの間に、癒しとして現れる光景が、なんとも言えな...
2017.10.08 23:26今いる場所を 愛する愛国心、と言うと馴染み難いが、今いる場所を大切にする、当たり前のようで、つい見逃してしまう日常の風景を、出来ることのひとつとして考えてみる。たいそう壮大な夢を小さな頃から抱くように世間体では言われ、学者や大臣、医者に弁護士、と言うのが、大人が喜ぶ回答かと。しかしながら、大人になると望みも小さなるが、世の中大したことであまり動いていないな、と思う事がしばしばあ...
2017.10.05 06:31山の上の 白い家理想郷がある。仕事からの帰り途、駅から遠ざかり、山間にある道を登り、あたりは薄暗くなっていく。すると、坂の途中に一軒の灯りの灯ったBARがある。看板には、青いLEDで「BAR」とだけ点灯している。帰途がまだまだ半分以上残っていて、家は坂の上の頂上に近い所に建っている。疲れてつい、ふらっと立ち寄ってしまう、いつもの店。中に入ると薄暗い灯りの中に、店主がいつもの...
2017.10.03 15:48無無を創造したい。そんな欲求が近頃高まる。子供が真理を呟やいていた。神様がいる安心感。ここまでこれれば、終着点がある、と言う、精神の拠り所がないと、無限に辿り着くあてなく、ただ漂いながら方向も見出せずに、ただ生きる。その絶望感といったら言葉にできない恐怖がある。だから、創造の限界に神様がいる、と思うだけで、何とも言えない安らぎがある。私には愛情がないようだ。自...
2017.09.28 06:59何も置かない リビング主に日中はリビング、寝る時は和室に居る。基本、地震が来たら、家具の下敷きになりたくない、と言う考えから、何も置かなくなった。元々地震が多い日本には、家具はあまりなかった。日中はとにかく子供達が暴れたり、散らかしたり…段ボールや折り紙でものを作ったり、それはそれは好き放題。でも、寝た後は、端からただ、要る、要らないを分けなが、ひたすら何もない状態に戻す。散らか...
2017.09.27 00:44何もないを、創るなくしたい①紙②物③衣衣食住の中で何が一番なくしやすいか。食は無くせない(一日三食をニ食にはできる)。衣は数をとにかく減らす(2枚はないと困る)。住は無くせる(家具はなくても平気だが、家電は無いと困る)。書類と家具は無くして、食料と衣類は減らして、暮らしを少しでも身軽で簡単にしていく。息子に、「お母さんは、今できることややりたいことがあって、そのために今努力...